櫻木 博之さま(左)|中尾 健太郎さま(中央)|中尾 惠介さま(右)

事務所のご紹介

事務所名社会保険労務士法人WISE
所在地福岡県朝倉市
代表中尾 惠介さま
役員中尾 健太郎さま
役員櫻木 博之さま
HRbase PRO導入時期2025年1月

導入前の課題

  • 汎用AIでは情報ソースが不明確で、回答の信頼性に不安があった
  • 検索に時間がかかり、業務効率が上がらなかった
  • AI自体に不慣れなスタッフが多く、活用が進んでいなかった

導入の効果

  • 根拠の明確な信頼性の高い情報にすぐアクセスできるようになった
  • 労働・社会保険の調べ物にかかる時間が大幅に削減された
  • 代表・社労士・スタッフ全員がAIを日常的に活用できるようになり、自発的に使う文化が生まれた

今回は、事務所の二代目であり、AI活用を推進されている中尾健太郎さまにお話を伺いました。

「社労士×AI」多彩なツールを駆使する、次世代型社労士の働き方

ー事務所のご紹介をお願いします。

中尾
代表と私を含む社労士3名、スタッフ3名の計6名で運営している事務所です。顧問先は約120社で、労働・社会保険に関する手続きや相談対応をメインに行っています。スタッフはそれぞれ担当業務が異なっていて、手続き系はスタッフが中心となって動き、法的な判断が必要な相談対応は社労士が担うという体制です。

ー少数精鋭で120社というのは、かなりの対応力ですね。

中尾
そうですね。顧問先も増えてきていて、そろそろ人を増やそうかというタイミングでもあります。そのためにも、今から業務の仕組みを整えておくことが大切だと感じています。

ー中尾先生ご自身は、普段からAI活用に積極的と伺っています。具体的にどのような使い方をされているのですか?

中尾
業務では8〜10種類のAIツールを用途ごとに使い分けています。たとえば、労働・社会保険関係のブログ記事は毎週月曜日の朝7時に自動生成してGmailの下書きに届くよう設定していますし、顧問先との打ち合わせも録音・文字起こし・要約まで自動化しています。「この業務にはこれ、あの業務にはこれ」と組み合わせることで、体感では業務時間が半分ぐらい減っていますね。

ー社労士事務所でここまでAIを活用されている例は、なかなか珍しいですね!

中尾
ただ、「何でもAI」ではなく、得意な部分だけを任せるのがポイントだと思っています。ずれた回答が来たらすぐ別のAIに切り替える。その使い分けの感覚が大事で、HRbase PROに対しても「労働・社会保険の調べ物はここ」という役割を明確に決めて使っています。

また、これまで時間がなくて手が回らなかった分野の勉強をするようになりました。AIが得意な作業を肩代わりしてくれているおかげで、自分は本当にやりたいことや、人間にしかできない部分に集中できるようになっています。事務所として次のステップに進むための時間が生まれた、という感覚ですね。

ーAIが『時間を生み出すツール』として機能しているのが、よく伝わってきます。

中尾さま

口コミで知り「特化型」への期待から導入へ

ーHRbase PROを導入したきっかけを教えてください。

中尾
AI活用が得意な方から「社労士業務にはHRbase PROというサービスがあるよ」と聞いたのがきっかけです。もともと自分でもAIを使っていたので、社労士業務に特化したものがあるなら使ってみようと思いました。

ー導入前に感じていた課題はどのようなものでしたか?

中尾
汎用AIだとプロンプトを工夫しても知らないサイトから情報を持ってくることがあって、「本当に正確なの?」という不安がどうしても残っていました。社労士の仕事では情報の根拠が非常に大切なので、そこがネックでした。

HRbase PROはソースが公的機関の資料とリーガルチェック済みの独自資料に絞られている点が信頼できると思いました。1年前の導入当初はまだ判例や通達のカバー範囲が限られていましたが、「これがどんどん充実するなら全然いい」と期待して使い始めた感じです。

全スタッフへの展開「入口を一本化する」という工夫

ー現在は先生だけでなく、スタッフの皆さまも使われているとお聞きしました。どのように展開されたのですか?

中尾
最初は自分がひと通り使ってみて「これはいいな」と思ってからスタッフに広めました。

現在は代表も含めた全6名が使っています。スタッフに教える際に意識したのが「入口を一本化する」ことです。いろいろな機能を一度に伝えると混乱してしまうので、まずHRbase PROの労務アシスタントAIに質問を投げてもらい、そこから関連する労務管理ガイド※へ飛ぶという流れだけを最初に伝えました。

※HRbase PROに搭載されているマニュアル機能

ーそれは現場に即した、とても良い導入方法だと思います!

中尾
うちの代表は70代なのですが、それでも今ではすっかり使いこなしています。「AIはチャットに話しかけるだけでいい」というのが伝わると、あとは意外とすんなり慣れてもらえるものですよ。

ースタッフの方の最初の反応はいかがでしたか?

中尾
「どうやって聞けばいいですか?」「どの程度の詳しさで書けばいいですか?」という質問が最初は多かったですね。「もう普通の話し言葉で全然いいですよ」と何度か伝えて、実際に何回か使うと慣れてもらえました。

今は何か案件があったら何も言わなくてもすぐ開いて調べていますよ。こっそり見ていると画面で確認しているのがわかります(笑)。AI自体への抵抗感がなくなったのが、この1年で一番大きな変化だと思います。

ー先生のサポートがあってこそですね。AIへの第一歩を丁寧に伴走されたんだなと伝わります!

社労士からスタッフまで。役割に応じた使い方が自然に生まれた

ー具体的にどのような場面でご活用いただいていますか?

中尾
社労士3名は主に、顧問先への回答の補強・確認に使っています。「自分ではこう思うけど、穴がないか」を確認する感じです。スタッフは育児休業や契約更新といった手続きの流れをAIで調べ、そのまま労務管理ガイドに飛んで確認するという使い方をしています。

ー使う人によって自然に使い方が棲み分けられていて、理想的な活用スタイルだと感じます。

中尾
あとは、最近法人化した顧問先の社長に制度の全体像を説明するときに、ガイドをそのまま見せる使い方もしています。公的なリーフレットは内容が網羅的すぎて見づらいので、「この手順だけ見てください」と提示できるのが便利です。

ー労務マガジン機能もご活用いただいていると伺いました。

中尾
毎月1日に顧問先へニュースレターを送っているのですが、以前はトピックの選定から文章作成まで自分でやっていたので、内容にばらつきが出てしまうこともありました。今は労務マガジンから旬のトピックをピックアップして使えるので、内容の質が安定しました。

最近では「ニュースレターで見たあの話、うちはどうなるの?」という問い合わせが届くようになりました。読んでいただけているんだなと実感しています。

ー発信が問い合わせのきっかけになるのは、顧問先との関係づくりにもなりますね!

AI活用で業務時間が半分に

ー導入から約1年が経ちました。業務への影響はいかがでしょうか?

中尾
HRbase PROに限らず、この業務にはこのAI、あの業務にはあのAIと使い分けるようになって、体感では業務時間が半分ぐらいは減っていると思います。労働・社会保険関係の調べ物の入口としては、完全に定着しています。

ー半分というのは、かなりインパクトのある数字ですね!

中尾
HRbase PROは、短いプロンプトを投げても「こういった場合はこうです、こういった場合はこうです」と場合分けして丁寧に回答してくれるので、「そうそう、それが聞きたかったんだよ」となることが多いです。他のAIだともう一度質問し直さないといけないことが多いので、そこが大きな違いですね。

ー専門家として情報の根拠にこだわることは、顧問先への信頼に直結する部分だと思います。

新しいスタッフが入っても迷わない環境をつくりたい

ー今後のご活用の展望についてお聞かせください。

中尾
事務所を大きくしていきたいので、スタッフも増やしていきたいんです。そのときに、新しい人がHRbase PROを開けば手続きの流れを確認できて、顧問先の就業規則もここで見られる、そういう「当たり前にある」インフラにしていきたいですね。

そうなれば採用もしやすくなりますし、慣れるスピードも上がる。サービスの質もどんどん良くなるという好循環が生まれると思っています。直近では、顧問先の就業規則の登録と就業規則チェック機能も本格的に使っていきたいと考えています。

ー最後に、HRbase PROの導入を検討されている先生方へメッセージをいただけますか?

中尾
社労士業務に特化している分、汎用AIよりも短い質問で必要な情報にたどり着けるのが大きなメリットです。公的機関とリーガルチェック済みの独自資料の情報に絞られているので回答への信頼感もありますし、スタッフにも安心して使わせられます。私自身、いくつものAIを使い分けていますが、労働・社会保険の調べ物はHRbase PROというのは変わらないですね。

ーAIを事務所の文化として根付かせていくプロセスが印象的でした。事務所の進化を、これからもHRbaseが支えられると幸いです。
本日は貴重なお話をありがとうございました。

>「社会保険労務士法人WISE」さまのサイトはこちら

>HRbase PROの機能へ
>導入事例一覧へ